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2008年5月23日金曜日

送風機の選定

送風機を選定するためには、選定するための要素が必要です。


1.どんな種類の送風機を使うべきか

2.送風機の番手はいくらにするのか

3.どんな構造の送風機が最適なのか

4.どんな付属品または付属装置が必要なのか

5.どんな電動機(モーター)を使用するのか

1.については、『送風機の種類』でも説明していますが、羽根車を通る空気の流れ方向により、種類が分けられますので、用途により送風機を選定しましょう。

2.については、送風機の選定図は、送風機の番手ごとに横軸に風量(m3/min)、縦軸に静圧(Pa)をとると、その交点の回転数が送風機の回転数に、交点の含まれる動力の範囲が所要電動機の出力となります。
同一の仕様でも送風機の大きさを2~3種類に選定することができます。
一般的に、番手が大きいほうが回転数が低くなり、騒音がやや小さく、電力の消費も少なくなる傾向にあります。
その逆に、番手を小さくすると、回転数が高くなり、騒音も大きくなり、電力の消費も多くなる傾向にあります。

3.については、使用箇所あるいはその装置の状況によって使用する送風機の構造をも考慮しなければなりません。
動力の伝動方法、回転方向、吐出し方向などについてもその装置に最もマッチングした送風機を選ぶべきです。
例えば、シロッコファンでは、両持型(羽根車の両側に軸受を設け、その一端にプーリーを取り付けたもの)を使用すれば、据付スペースは小さく、価格も安価にできますが、吸込み側の軸受は、ダクト管路内に入るため、保守点検も困難になり、気体温度も80℃など高いものであれば、軸受の寿命も短くなります。
このような場合だと、片持ち型(プーリーと羽根車の間に軸受があり、主軸の両端に羽根車及びプーリーを取り付けたもの)を選定するべきです。

4.については、送風機の運転に必要な付属品はもちろんですが、使用目的に応じた付属品や装備をする必要があります。
点検口やドレン抜き、防振ゴム又は防振架台、風量制御用ダンパー、ベルトガードなど、必要に応じて装備するようにしてください。

5.については、送風機の駆動に要する電動機の出力や使用場所の状況によって、考慮するようにしてください。
粉塵の多い場所などは、全閉外扇形、爆発の危険性のある場所であれば、防爆形電動機を使用するなど、使用場所の確認をしながら選定してください。
下記に選定例の表を添付します。